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電動キックボード・セグウェイ Ninebot Kickscooter ES2 に保安部品を装着し公道走行できるようにしました。

【ご注意】当記事をご覧いただきました方よりお問い合わせを頂くことが増えておりますが、当記事は趣味の延長にて行ったものであり、一切対応できかねます。また、同車両に関してもすでに手放しております。あらかじめご了承ください。

映っているナンバープレートについて、最初にご注意ください。当車両は原付1種に該当し、白ナンバーとなります。

当車種(Ninebot Kickscooter ES2)は、定格出力が0.6kw以下の為、原付1種に該当します。写真に映っているナンバープレートは黄色なのは提出した販売店のウェブサイトに記載されている最大出力と定格出力を間違って記載した為、原付2種での登録になってしまっていました。(今は原付1種に再登録済み)

 

原付1種=ナンバープレート白色であれば、普通自動車免許や原付免許で公道走行が可能です。速度制限などございますので予めご留意ください。 

 

定格出力に誤りがあり一旦廃車手続きを行った上で、再度ナンバー交付を頂きました。
定格出力に誤りがあり一旦廃車手続きを行った上で、再度ナンバー交付を頂きました。

定格出力、最大出力など仕様は、ユーザーマニュアルを要チェックです。

インターネット通販販売店のページには、最大出力700Wしか記載があれず肝心な定格出力の記載は、ユーザーマニュアルを開けないことには判明しません。日本語ページ17にございました。定格出力300W(0.3Kw)最大出力700W(0.7Kw)が正解です。

ナンバー返納及び再交付を早々に行ってきました。

普通に考えて定格出力700Wなんて出ないよね。。。

役所の税務課の方も、「見た目以上にパワフルなキックボードだと思った」と思われていましたが、前例もない登録だったのでお互いに良い勉強になりました。

 

 

時代はスマートモビリティ!でも公道は走れません。

国内で販売されているメーカー純正の状態では公道走行はできません。
国内で販売されているメーカー純正の状態では公道走行はできません。

セグウェイをはじめ、電動バイクや電動キックボード、電動自転車(電動アシスト自転車でない)は、現在の日本では原付扱いの車両となります。

 

なのでスクーターと同じようにナンバープレートが必要であれば、自賠責保険への加入も必要となります。それにヘッドライトやウィンカー、ホーンなど保安基準を満たした仕様でなければいけません。(ナンバープレート取得時に説明できる書面などが必要。状況に応じて現車確認も市役所・役場で行われ、承認が下りなければナンバープレートは発行されません)

 

この辺りについて詳しくは、他サイトをご覧ください。

公道を走りたい!誰もが思うことだと思います。

メーカーサイトでも記載の通り、私有地の範囲で走行してください。とされていますが、実際に保安基準を満たした装置を取り付けた商品も多数出てきています。

メーカーサイトより転載 http://www.ninebot.jp/kses2/
メーカーサイトより転載 http://www.ninebot.jp/kses2/

公道で走れるようにするために何が必要か。

車種によって違いは出てきてしまいますが、今回はNinebot Kickscooter ES2 電動式キックスクーターを公道走行が可能なようにカスタムしてみました。難しいことは出来ないので部品を買ってつけただけ感はありますが、結果としてナンバープレートが発行され、公道走行が可能になりました。ヘルメットの装着も必須です。

増設した部品はこちら

公道走行ができるようにするために、増設した部品は以下。どれもUSB充電リチウム電池だったりコイン電池だったりしますので電源工事はしていません。メーカー純正のシートと増設バッテリーを装着しています。(商品リンクはページ下に掲載してあります)

 

  • フロントウィンカー
  • リアリンカー
  • ホーン
  • サイドミラー
  • ナンバープレートステー
  • ナンバー灯
  • ヘルメット

 

Goproマウントなどを付けるためにバーを追加しました。
Goproマウントなどを付けるためにバーを追加しました。
ナンバープレートのステーはシートの下に結束バンドで留めています
ナンバープレートのステーはシートの下に結束バンドで留めています

実際の走行はスリリング。

実際に近所の川沿いを走行し、他の車の迷惑になることが分かっているので交通量の多い所では押して歩きました。交通量の少ない路地は歩くより全然快適。城跡へ続く坂道はさすがに登り切れずでしたので、引いて登りました。

土岐高山城址から撮影

軽い車体なのでこうした場所への持ち込みも簡単。ドローンを使って記念撮影をしてみました。(観光地や人の多い場所では禁止されていることが多いので注意が必要です)

ウィンカーなどまだまだ改良の余地がありますが、いずれにしても安全第一。他の車や歩行者などに迷惑がかからないようにしたいものです。たまには気分転換に良いですが、とりあえずは近所や公園回りなどだけにしようと思っています。

 

 

追記:前後連動したウィンカーが売ってました

ちょっと金額が高めですが、前後ウィンカーを一つのスイッチで連動するものをAmazonにて発見しました。現在入荷待ちですが、これならわざわざ前後独立したウィンカーを使用しなくても良さそうです。運転もかなりしやすくなるかと思います。

 

参考までに掲載しておきます。

購入した部品

電源工事が不要なバッテリータイプを選択していますので手軽に取り付けが行えます。ただ運転中に操作がしやすいかを考えると微妙なところ。ウィンカーも今、どっちの方向指示が出ているか目視できないのでやはり改良の余地はあるかと思います。