作業の様子
電源ケーブルを抜き、完全に放電を確認してから作業開始。
今回はこちらの電源ユニットを取り換えます。手をケガしないように、かつ静電気対策も兼ねて静電気防止手袋をしています。
新しい電源ユニット。
タワー型の電源ユニットとは違い、ちょっと変わったタイプです。(在庫あってよかった)
作業が捗るように、交換前に内部成功も行います。
故障した電源ユニットを取り外しました。
併せてコイン電池の交換も行います。
こうした作業はこのタイミングで一緒に行うのがベター。次の故障を未然に防ぎます。
取り急ぎ、仮設状態でテストします。
よし!動作確認っと。
予防措置としてCPUグリスの状況も確認します。大概が乾燥して熱伝導効率が悪くなっているでしょう。
やはりこのようにカピカピに乾燥してます。これではCPUから発生した熱が上手に放出できません。
キムワイプと無水エタノールを使用して、古いグリスをふき取ります。
ファン側もCUP側も綺麗に拭き取ります。
拭き取りが終わったらCPUグリスを塗っていきます。
米粒大の大きさにちょこんと置く感じでやっています。
グリスは割といい物を使うようにしています。
米粒大の大きさを塗布し、CPUファンで押しつぶす方法を今回は行っています。グリス塗布にも流派があるようですが、「押しつぶす派」「平らかに塗る派」どちらもケースバイケースで行っています。
車のタイヤと同じように、CPUファンの固定がネジの場合、対角線上に向かってネジを締めていきます。いきなり一カ所をきつく固定するのではなく、仮締め程度から順を追って本締めにしていくのがコツです。
交換した電源ユニットは、350W。元々のが250Wでしたので100Wパワーアップ!
寸法の関係上、このように隙間ができてしまってるのが残念な部分ですが、動作はOK
余計なケーブルをしまって、蓋を閉じたら作業完了です。
LINEでお問い合わせ可能です。
弊所LINE公式アカウントからの問い合わせも増えており、こうしたやりとりがメッセージで出来るのも便利ですね。
パソコンサポートとき公式LINEアカウント
@pcs-toki
または、
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今回使用した道具
夏は湿度が上がりますので、40~50%の範疇で作業ができるよう空調を効かせています。
分解作業には静電気対策をしっかりとしましょう。電動ドライバーは気を抜くとネジ山を潰す結果となります。十分に注意して使うか、メーカー物のドライバーを用いる方がベターです。
清掃道具、メンテナンス道具に関しても価格で選ぶよりも、安全性、信頼性、実際に使ってみて良いなと思えたものを使うようにしています。
大型マウスパッドは、作業マットとしても便利です。
ホコリも見つけやすいので清掃にも便利。
空気清浄機ですが、これまでシャープ社製のものを利用していましたが、今年からはスウェーデンの空気清浄機メーカー「ブルーエア社製」のものに一新しました。集塵能力が違いますので、作業中に発生するホコリだけでなく、花粉症やハウスダスト、嫌な臭いの元の除去にも貢献します。
約8畳の作業部屋で、39畳用のBlue Pure 231を使用していますので、効果も抜群です。