【土岐津町より持込修理】DELL社製デスクトプ Inspiron3647 の電源が入らない。電源ユニットの交換にて復旧しました。

 

原則として土日祝は定休日とさせて頂いておりますが、事前予約と状況によっては(特に土曜日)ご対応させて頂くこともあります。
 
今回は、土岐津町のお客様よりデル社製ミドルタワーデスクトップ Inspiron3647の電源ユニット交換を行わせて頂きました。
 
「最初はブーーンってファンが回って電源が入るけど、すぐにプシューンって切れてしまう」
 
これまでにも同様の症状を投稿してきていますが、こんな状況の場合は大概が電源ユニットの不良だったりします。
 
省スペースタイプの本体の場合、電源ユニットが特殊なのですが、なんとか保有の電源ユニットで修理完了!
 
”こんなに早く直して貰えると思ってなかった”
 

 

とご好評いただき、こちらも休日対応の甲斐があるってものです。

作業の様子

電源ケーブルを抜き、完全に放電を確認してから作業開始。

今回はこちらの電源ユニットを取り換えます。手をケガしないように、かつ静電気対策も兼ねて静電気防止手袋をしています。

壊れていたのは、電源ユニット。これを新品部品に交換しました。
壊れていたのは、電源ユニット。これを新品部品に交換しました。
省スペース型PCの電源ユニットはサイズが独自なものが多い

新しい電源ユニット。

タワー型の電源ユニットとは違い、ちょっと変わったタイプです。(在庫あってよかった)

作業が捗るように、交換前に内部成功も行います。

故障した電源ユニットを取り外しました。

併せてコイン電池の交換も行います。

こうした作業はこのタイミングで一緒に行うのがベター。次の故障を未然に防ぎます。

取り急ぎ、仮設状態でテストします。

よし!動作確認っと。

 

予防措置としてCPUグリスの状況も確認します。大概が乾燥して熱伝導効率が悪くなっているでしょう。

やはりこのようにカピカピに乾燥してます。これではCPUから発生した熱が上手に放出できません。

キムワイプと無水エタノールを使用して、古いグリスをふき取ります。

ファン側もCUP側も綺麗に拭き取ります。

拭き取りが終わったらCPUグリスを塗っていきます。

米粒大の大きさにちょこんと置く感じでやっています。

グリスは割といい物を使うようにしています。

米粒大の大きさを塗布し、CPUファンで押しつぶす方法を今回は行っています。グリス塗布にも流派があるようですが、「押しつぶす派」「平らかに塗る派」どちらもケースバイケースで行っています。

車のタイヤと同じように、CPUファンの固定がネジの場合、対角線上に向かってネジを締めていきます。いきなり一カ所をきつく固定するのではなく、仮締め程度から順を追って本締めにしていくのがコツです。

交換した電源ユニットは、350W。元々のが250Wでしたので100Wパワーアップ!

寸法の関係上、このように隙間ができてしまってるのが残念な部分ですが、動作はOK

余計なケーブルをしまって、蓋を閉じたら作業完了です。

LINEでお問い合わせ可能です。

弊所LINE公式アカウントからの問い合わせも増えており、こうしたやりとりがメッセージで出来るのも便利ですね。

 

パソコンサポートとき公式LINEアカウント

@pcs-toki

 

または、

 

https://line.me/R/ti/p/%40xie3443q まで。

 

今回使用した道具

夏は湿度が上がりますので、40~50%の範疇で作業ができるよう空調を効かせています。

分解作業には静電気対策をしっかりとしましょう。電動ドライバーは気を抜くとネジ山を潰す結果となります。十分に注意して使うか、メーカー物のドライバーを用いる方がベターです。

 

清掃道具、メンテナンス道具に関しても価格で選ぶよりも、安全性、信頼性、実際に使ってみて良いなと思えたものを使うようにしています。

 

大型マウスパッドは、作業マットとしても便利です。

ホコリも見つけやすいので清掃にも便利。

 

空気清浄機ですが、これまでシャープ社製のものを利用していましたが、今年からはスウェーデンの空気清浄機メーカー「ブルーエア社製」のものに一新しました。集塵能力が違いますので、作業中に発生するホコリだけでなく、花粉症やハウスダスト、嫌な臭いの元の除去にも貢献します。

 

約8畳の作業部屋で、39畳用のBlue Pure 231を使用していますので、効果も抜群です。