【DELL PowerEdgeT105が起動しない】

愛知県みよし市のお客様より連絡があり出張修理に向かいました。症状は、電源が入らないとのこと。

現地で状況を確認してみると、電源ボタンを押すとランプこそ点滅するもののうんともすんとも言いません。本体内部にあるマザーボードのランプはオレンジ色に点灯しているのですが、各部へ電力が回っていない状況。

サーバーの修理は比較的少ないのですが、本体を開けてみると、おそらく電源ユニットの故障っぽい。念のためにコイン電池の交換と、メモリの差し直し、内部清掃を行いました。

その後、もともと付いていた電源ユニットを取り外し、ATX電源にて取替えて起動してみると、無事に起動するようになりました。

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RAIDコントローラー部の電源とデータコードが特殊だったので一瞬焦りましたが、もともと取り付けられていたケーブルの変換ソケットがそのまま使えたので取替できてよかったよかった。

無事起動！

分解作業には静電気は大敵です。必ず静電気防止手袋やエンジニアマットを利用しましょう。ビスも安い工具をつかっていると、割と大事な局面でネジ山をつぶしてしまったりします。個人的には、ベッセル社のものが精密で使い易いと感じました。

取り外したネジも専用ケースに入れておけば、どれがどこのネジか覚えやすいです。

取替した電源ユニットは玄人志向のものです。コードの長さもパワーも十分にありましたので問題なく使用できました。電源ユニットの取り付けビス穴もぴったりです。