最近では、土岐市や瑞浪市以外にも多治見市や恵那市、はたまた愛知県の春日井市からと遠方のお客様からもご依頼をいただけるようになりました。

っということで、ゴールデンウィーク明けの本日は多治見市のお客様より東芝ダイナブックR634/Kの液晶画面が映らないとのことで、持ち込み修理のご依頼をいただきました。

13インチのウルトラブックタイプでしょうか。持ち運びに便利な機種です。

型番：PR634KEA337AD71

HDMIの外部ディスプレイにつなげてみると、映像は映りましたので問題はパネル側だと分かりました。

この機種のパネル交換は思った以上に手軽でした。モニタフレームの隙間から内張りはがしやピックを使って慎重に外していきます。ビスもありません。

で、外してみると「ん？映像コネクターがささってないぞ！」という状態でしたので、簡易的に刺し直してみます・・・

あれ？映った！！

こんなことがあるのでしょうか。。。

今回は、液晶パネルと映像コネクタの接触が問題でした。

修理用部品を手配する前でしたので良かったです。

映像コネクタと液晶パネルは、アルミテープを使ってしっかり貼り付けましたので大丈夫でしょう。

メーカーにこだわりは有りませんが、接着性と信頼性、それに静電気除去でのおなじみのニトムズさんのアルミテープを使用しています。

分解作業には静電気は大敵です。必ず静電気防止手袋やエンジニアマットを利用しましょう。内張り剥がしは自動車用のものを使ったりします。スマホ分解用では力が弱いかなと思います。アルミテープは、ニトムズ社のものが大きくて安くて機能的です。いわゆるトヨタのアルミテープ理論としても使えるのでは？と思っています。