とりあえず繋がってるからいいや~では後が怖い!
テレビやパソコン、はたまたネットワーク機器に至るまで昨今はケーブル配線地獄のご家庭や会社が目に付きます。
「とりあえず繋がってるからいいや~」
という考えは危険極まりない!
足を引っ掛けて機器を壊してしまう危険だけでなく、コンセントにホコリが溜まり、火災の原因となるトラッキング火災を防止したり・・・ぐちゃぐちゃな配線ケーブルを整理することはとても良いことづくしです。
ほか、空気が乾燥する冬の時期もそう。
暖房をよく使うことで静電気が発生しやすくなり、ぐちゃぐちゃな配線からバチっと静電気が発生すると危険です。もちろん、夏のジメジメした季節も同様です。ぜひ対策を。
めんどくさくないようにする便利グッズがある!
だら~っとした配線もケーブル整理用の便利グッズを用いればそこまで手間と時間をかけることなく、
すっきり&安全なOAライフが送れますよ。
今回はそんな便利グッズをPCエンジニアの観点からご紹介いたします。
便利グッズ(1) ケーブルボックス
ケーブルをとりあえず箱にしまっちゃえ~というグッズです。
OAタップをしまい、ここにコンセントを集中させることにより、ケーブルを見える場所に遊ばせません。ボックス内にケーブルがぐちゃぐちゃはしていても外からは目立ちません。
色々なメーカーから発売されていますが、僕はイノマタ化学さんのものを良く使います。クリアな天面にのぞき穴があり手を入れてOAタップのスイッチが出来ますのでとても便利です。
他社製のものでも、大小サイズがあり、形も丸い形などもあります。
私がお勧めするメーカーをご紹介
イノマタ化学では、カラー(白、黒、茶が定番で、最近ピンクも見かける)があり、サイズはLサイズとSサイズがあります。数年前よりスマホやタブレットスタンドと一緒になったものも最近発売されました。
Lサイズは、6口のOAタップが入ります。
Sサイズは、4口ほどのOAタップが入りますがこれが一番安価でのぞきまどから手を入れて微調整なんかもできるので便利です。
ケーブルボックスを用いて、すっきりした配線の実例
便利グッズ(2) 電源タップ&ルーター収納スタンド
こちらの商品は、本棚のような形になっていて最下層にOAタップやモデム、無線ルーターなどを設置します。一見機器も配線もぐちゃぐちゃなのですが、下の段にはマグネット式のふたがあるのでそんな乱雑な姿もシャットアウトされます。
上段には本やノートパソコンなどを置くことができますし、背面はすっぽりと空いていますので壁に合わせて設置してもケーブルの取出しが簡単です。
すみません。僕の説明が上手くできませんので下のメーカーサイトからの写真もご覧ください。
私がお勧めするメーカーをご紹介
サンワダイレクトの物の方がサイズが大きく、機器を3点以上ならこちらをお勧めします。重量もそれなりの家具程度にありますので安定もします。床を傷つけない親切設計や、マグネットで取外しが簡単な全面フタもあって良いですよ。
クロシオの物はとてもすっきりしていて価格も安いので、機器2点くらいなら良さそうです。天面に電話やFAXを置くのに良さそうです。
便利グッズ(3) 各種電源ケーブル類
電源ケーブルとひとえにいっても形や長さは多種多様。
ここからは、OAタップを中心に”すっきり”にお役立ちするアイテムをご紹介いたします。
電源ケーブル類のおすすめ商材
エレコム社の電源タップです。
雷ガード(雷サージ)機能もついていて個別スイッチで便利です。
集中スイッチだと間違えて切ってしまったりして重大なミスにつながります。ほか6口でこのお値段はお得ですね!カラーも白、黒、茶、ピンクと豊富に選べます。
ケーブル長さは1m、2m、2.5m、5mがあります。
雷ガードのプラグは別途購入できますが、割高なのでOAタップに雷ガード機能付きがオススメです。
こちらはサンワサプライ社のOAタップです。机の上にコンセントを増やしたい、、、でも6口のOAタップや長い延長ケーブルまでは要らないといった場合に良いアイテムです。集中スイッチがあり便利ですし、メーカー違いでは、USB充電コンセントがあるものもあって便利です。
通常の3口や2口のものよりコンパクトで電源コンセントに刺した時のバランスも良い。おまけに雷ガードも付いていますのでコスパ十分ですね。
OAタップに大きなアダプターを取り付けようとすると2口ほどのスペースを占領してしまうことが多々あります。
そんな時には、こうした「ちょい延長」がとっても便利。ケーブルボックス内でも身動きがしやすくあると便利です。
100均でも売っていそうですが、一度購入して取り付けたら10年以上はそのままだったりします。やはり安心できるメーカーを好んで選びます。
逆にこちらは、1つのコンセント口をがっつり複数口に増やしたい場合に使います。それぞれがタコ足のように分かれていますので、大きなACアダプタをそれぞれつないだりしても大丈夫。ケーブルボックスへの収納も可能です。でもタコ足のタコ足は火災が起こりやすくなります。お気をつけくださいませ。
こたつやヒーター、扇風機など季節家電の手元操作なら、ON/OFF切替ができる手元スイッチ付の延長コードが鉄板!
ほか、足でひっかけて危険な場所にはコンセントの頭がマグネットでくっつくマグネットアップセットがオススメです!足でひっかけて機器を落としてしまう恐れがなくなります。
「コンセントの頭がデカくて入らない、おさまりが悪い」なんていう事態には、こちらの角度変更のソケットがおすすめです。
タテ方向へ変更、ヨコ方向へ変更などそれぞれあります。
パナソニック製のローリングタップでは、縦横フレキシブルに変更が可能です。
ほか、ELPA製のように上下のスイングだけさせるソケットもありますので、用途に応じて使い分けできると良さそうです。
便利グッズ(4) 各種ケーブル結束材
ここからは、ケーブルを束ねる為のおすすめ部材を紹介します。
インシュロックだけではなく、今の時代沢山のものがでていますので用途やケーブル種類に合わせて選ばれると良いでしょう。ちなみに、私はすべて常備しています。
結束バンドと言えば、インシュロックがメジャーですが、一度結束してしまうと外すのに手間がかかります。本締めではなく、とりあえず結束する程度のものや、配置変更などで再度結束を解除するのであれば、リピートタイがおすすめです。
長さも多種あり、結束したケーブルを解除するのも簡単。メーカーは、ヘマライタイトン社よりもオーム電機さんが割安なことが多いです。両社の差はほとんど感じられませんでした。
長すぎるUSBケーブルを束ねたり、イヤホンケーブルやLANケーブルなど使いたい時にすぐ解放できるのにも便利です。
ねじって結束するタイプの、ツイストタイは何と言っても「ねじりっこ」が定番!
比較的柔らかく扱いやすいうえにコンパクト。価格は安めですが、長さがあまり長くありません。
逆にGREENCROSS社のものは固くねじるのに力が要りますが、長さと価格からみるとリーズナブルです。僕は実際、後者を使用していますがどちらも悪くありません。
こちらマジックテープや面ファスナーで結束するタイプです。必要な長さまで引いてカットして使います。
マジックテープですので、ビリビリとくっつきますし、剥がすのも簡単、仮止めや大量の結束に便利です。
ほか、大きいポスターを巻いたり、紙をロール巻きにして留めるのにも便利でした。
10cmほどにカットされたタイプもあります。
ケーブルタグは、ケーブルの結束というよりは、配線がどこの機器に繋がっているかを分かり易くするアイテムです。
タグタイプ、ネームプレートタイプなどがあり、色分けでケーブルがどれに刺さっているか分かるようにしているものもあります。
複雑な配線がパッと分かるので便利です。
結束といえば、スパイラルチューブも外せません。パソコンでは電源ケーブルとディスプレイケーブルなど一度設置したらよほど解かないケーブルを束ねたりする際に使用します。
内径も4mm~20mmなどがパソコンや家電製品ではよく使うのではないでしょうか。
チューブ内径に合わせて複数のケーブルを1本のチューブがまとめてくれるのでどれがどの線なのかすっきりさせることができます。
巻いた姿はザクの動力パイプに見えますw
ケーブルのガイドレールとして役立つグッズに、ケーブルクリップがあります。
両面テープでくっつけるタイプが多いので、夏場で暑い時や設置面の粘着性の悪い場所だとはがれてくることもしばしば。
壁に打ち込むタイプもあります。
ケーブルオーガナイザーといって、ケーブルの流れをそれぞれ仕切るタイプ、ケーブルをぐるぐる巻きつけてまとめるタイプなど多種多様です。
マウスやACアダプタなど鞄のなかでぐちゃぐちゃにさせている方は多いと思いますが、そうしたガジェットを束ねる為のアイテムも豊富に出てきました。
万能クリップ(写真左)はマグネットで挟み込むことができるので、使う時にさっと取出しができますし、ケーブルを抑えるのにも便利です。
オシャレなデザインなので、マネークリップにも使えちゃいます。